小高い山の上から町並みを見下ろす湖畔に静かに佇む古い神社。

こころたちの学び舎。
生徒たちの賑やかな声が響き渡る。

憩いの場であり、誠が住むことになる喫茶店「折り紙」。
モダンな装いに心地よい空気が漂う。

穏やかに流れ行く季節を映し出す湖畔。
水鏡は人々の生活を長きに渡って映し出してきた。

水の音と木の葉が擦れ合う音が微かに聞こえる公園は、
人々の生活の中に憩いの場として静かに溶け込む。

遥か古来に世俗との繋がりを断った隠れ里。
その側を流れる川の水だけは、今でも密やかに外の世界と繋がっている。